【殺処分なし】「野良猫消えた島」北海道・天売(てうり)島

北海道・天売(てうり)島で、地元の羽幌(はぼろ)町が海鳥の天敵となる野良猫を殺処分せずにほぼ一掃したことがわかった。去勢手術や、人にならして飼い猫にする取り組みなどが功を奏したという。環境省は「海鳥保護の貴重な事例」と評価している。

殺処分しなくても「野良猫消えた」島、海鳥保護の貴重な事例に
【読売新聞】 国内有数の希少な海鳥の繁殖地である北海道・天売(てうり)島で、地元の羽幌(はぼろ)町が海鳥の天敵となる野良猫を殺処分せずにほぼ一掃したことがわかった。去勢手術や、人にならして飼い猫にする取り組みなどが功を奏したという。

天売島は、絶滅危惧種のウミガラスなど海鳥約100万羽が飛来する島。
ウミガラス
2014年の調査では、野良猫が200匹超まで増え、ウミガラスなどの海鳥のヒナが相次いで被害にあっていた。
ウミガラスなどの海鳥は、岩場や草地に巣う作るため、野良ネコの格好のえじきとなっていたそうです。

羽幌(はぼろ)町では、「天売島ネコ飼養条例」を制定し、避妊去勢手術などの対策を始め、2012年に飼い猫を登録制としたり、野良ネコに餌をやることを禁止するなど対策に取り組んでいたそう。
また、野良猫を捕獲し「北海道海鳥センター」などで飼いならし、動物愛護団体の譲渡会などで、譲渡に取り組んだ。

北海道海鳥センター

殺処分をしないで、数を減らした努力は素晴らしいと思います。

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