【タキシードを着た紳士】ボストン・テリアってどんな犬?

スタイリッシュな見た目から「タキシードを着た紳士」とも呼ばれる小型犬。
フレンチブルドックとの見分け方は?【ボストンテリア編】です

アメリカ産の犬というのは非常にに少なく、このボストンテリアも、1880年代にボストンの愛犬家団体によって、ブルドッグに白のイングリッシュ・テリアやブル・テリアなどのテリアの仲間を交配してつくられた犬です。

顔はブルドッグからシワをとったような感じで、四角い顔に四角くてつぶれた口吻。
両眼は離れていて大きい。
耳は本来、コウモリの耳のような形をしているが、断耳することもあります。
体型はテリアに近く、四角い体つき、尾はひじょうに短く、先細りとなり、まっすぐかスクリュー状になっています。

スポンサーリンク

ボストン・テリアの性格

ボストン・テリアがつくられた当初は体も中型で、ブル・テリアなどの闘犬としての血を色濃く受けついでいたため気性も相当荒い犬だったという歴史があります。
それをアメリカ独自の愛玩犬をつくろうと、より小型で温和な性格に変えていったという経緯があるため、現在のボストン・テリアは愛玩犬としてかなり優れた犬となっています。

たしかにこの犬を観察していると、テリアの仲間に共通して見られる活発さと、ブルドッグのおとなしくて落ちついた性質をほどよく兼ね備えているという印象を受けます。
たとえば、犬舎の中ではいるのかいないのかわからないほど静かなのに、外に出て人といっしょにいるときなどはとても活発によく動きまわります。
大変人なつこくて、いつも愛情が自分に注がれているか確かめておかないと気がすまないところがあるから、飼い主に甘えたり、遊びを催促したりかわいい一面もあります。

スポンサーリンク

ボストン・テリアのしつけ

そんなことで一部の人には非常に愛好されているボストン・テリアですが、ちょっとした物にも反応して吠えたりすることがあります。
人の言葉に敏感に反応するので、よいことをしたときにうんとほめてやってしつけていくのがコツです。

また、訓練性能もそう高いほうではないので、この犬に芸を仕込もうとか、訓練をほどこそうと思っている人はあまり期待しないほうがいいかもしれません。
また、番犬としてこの犬を飼おうと思っている人は、ドーベルマンなど他の犬種を考えたほうがいいでしょうね。

寒さには強いですが、暑さには弱いので特に注意が必要です。
夏は激しい運動は控えましょう。

スポンサーリンク

どんな人に向くか

初めから愛玩犬を目的に改良された小型の犬で、そのタキシードを着たような黒地に白の斑の毛色から、「小さなアメリカ紳士」と呼ばれています。
いつもいっしょに生活するというより、仕事は仕事、遊びは遊びとしっかり区別して熱中するタイプの人に向きます。

ボストン・テリアを飼っている有名人

谷原章介さん、太田哲也さん、江原啓之さん、鈴木亜美さん、小栗旬さん、栗原恵さん、櫛山晃美さん、飯塚園子さん

スポンサーリンク

ボストン・テリアの見分け方

パグとフレンチブルドッグとボストンテリアは見た目がよく似ています。
見分けるポイントは、まず大きさで
パグ<フレンチブルドッグ<ボストンテリア

となるそうです。個体差もありますので、少し難しいですね。


こちらはフレンチブルドック

ボストンテリアは、スリムで足が長く、顔も小さめ
フレンチブルドッグは胸が厚く、前脚の間が広い
パグは、顔のしわが多い

こんな感じで見分けてみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました